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牧師のつぶやき

★ チームで伝道を進める 2017年 6月 9日(金)
2017年3月22日から31日まで、日本聖契キリスト教団伝道委員会の主催で、デトロイト教会訪問ツアーを実施することができた。宮本俊一・正子宣教師がデトロイトで日本人伝道をはじめて7年目になる。初めは派遣された教会の準備不足もあって困難なひと時を通ったようであるが、現在はフェイスカベナント教会の協力をえて、実りある働きを継続しておられる。今回は宮本先生ご夫妻の働きを見学し、日本人への伝道のあり方を学び、先生の経済的なサポートの一端を担う目的をもった研修ツアーとなった。企画は東京ライフチャーチとインタナショナルバイブルフェローシップ(IBF)の2教会が中心となり、教団からプロジェクト制での支援を得て、4団体にも招待を送れるツアーになった。その結果、上記の2教会以外には、2人が福音自由教会から、また2人が他教団から参加された。ホームステイの機会が与えられたこともあり、年齢も小学生、高校生、大学生を含んだバランスが取れた合計13名のチームになった。また、デトロイトで3家族がクリスチャンになり、日本に帰国するそのような特別な時期とも重なり、何人かアメリカで信仰をもたれた方々との交流の機会ともなった。

チームで伝道を進める、このことがデトロイトでの日本人伝道への成功のカギであるように思えた。主任牧師のケン牧師、協力牧師のデニス牧師、ユース牧師や看護スタッフが、宮本先生の働きの重要性をよく理解し、よくサポートしておられる。また、教会員のサポートが豊である。英語クラスのボランティアの先生方も愛に溢れ、駐在員家族の特異な環境で孤独に陥りやすい日本人の婦人方との交わりやサポートを楽しんでおられる。英語も十分でない中、子育てや小学校での子供の対応を迫られるお母様方の精神的な負担はどのようなものであるか、想像してほしい。何年かの滞在の後帰国される家族が、たとえ信仰に導かれなくても、新しく赴任する家族に教会に行かれることを勧める、そのように日本人に愛される教会がアメリカでいくつも起こされている。

宮本先生支援のためにオークションをするとの企画があることを前もって知らされて、日本から多くの珍しいものを持参してほしいとのリクエストに応えて、IBFの一人の参加者がお土産の献品を申し出て下さった。その結果、多くのお土産が何人かのスースケースにつめられ、デトロイトに持参され、オークションに出品された。持参したお土産と共に、現地の方々が工夫して造られたケーキが高値で売れていく、それらの金額にも驚かされた。100名以上の方々が宮本師ご夫妻の宣教の働きを応援するために集う、本当に楽しいオークションと食事の集いとなった。

加えて、ケンタッキーに完成したばかりのノアの箱舟の見学も企画してくださり、シカゴから来られた日本人の家族と一緒になって、箱舟内に展示されている伝道的なメッセージやテーマの豊かさを肌で触れることができた。アメリカで活躍されている日本人のクリスチャンの方々との交流が与えられたことも感謝なことであった。

結論として、アメリカでの日本人への伝道は現地のクリスチャンの協力が不可欠である。宮本先生や蛭沼先生、およびコーナーストーン教会の方々ともこれからも協力して、日本から教会研修ツアーなどを送ることができたら、有意義であることを指摘しておきたい。さらに、いかにして良い協力関係をアメリカの教会との間で築くことができるか、それらを理解し協力していける日本人の牧師や信徒が増えていくことが、これからの海外宣教に求められることではないかと思う。

使徒の働き13章2−3節
彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が、「バルナバとサウロをわたしのために聖別して、わたしが召した任務につかせなさい」と言われた。そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから送り出した。 
牧師 伊野彰一



★ 私の心に神様が特別に語って下さったこと 2016年 6月17日(金)
私の心にいくつかのメッセージが強く残っている。
一つ目はデトロイトで日本人の伝道をしておられる宮本俊一先生が、私たちの金曜礼拝に来られて、分かち合って下さった時のことである。現地にあるフェイス・カベナント教会には20名くらいのボランティアスタッフが日本人伝道に関わって下さっている。かつて、ある日本人の婦人が家庭に一人きり残されてノイローゼになり、自分のお子さんを殺して自殺を図った事件が教会の近くで起こった。そのニュースを聞き、こんな悲しい出来事が決して起こらないようにと教会がドアを開いて英会話や料理教室、婦人向けのジムを開催した。そのようなタイミングで宮本先生が招かれて行って、家庭を開放し、キリストの愛を日本語で実践するミニストリーが始まっていった。
二つ目は日本伝道会議に出席して、地震で被災した熊本の支援の状況をお聞きしたことである。熊本の現地の教会が疲れないようにと、福岡に支援のための九州キリスト災害支援センターを立ち上げ、ボランティアの派遣や物資の支援がなされている。彼らは東北や神戸から学んで支援の在り方を考えておられる。
三つ目は家内と復活という映画を観たことだ。ある百人隊長は弟子たちによってイエスの体が盗まれたとの報告を受け、イエスの遺体を探しに出かける。そこで弟子たちと復活されたイエスを目撃することになる。弟子たちは、今何が起こっているのか私たちもわからないのです。イエス様が聖霊を受けるように語られたので、これからエルサレムに向かって行くのですと語る。「これから何が起こるのかわからない。」初代の教会の信仰者の姿を垣間見たようである。
四つ目は日本聖契キリスト教団代表の勝俣慶信先生が台湾の研修(ファイアー・カンファレンス)に11名の方と参加され、帰国後にうれしい報告をして下さったことだ。台湾の教会は日本の教会を本当に愛してくださり、祈っておられる。日本の宣教にこれからも積極的に関わろうとしておられる。その協力伝道に対する期待感に心踊らされた。
 私も第一にキリストの愛の業が拡大するように、第二に今集っておられる方の協力と理解が得られるように、第三に聖霊様がその群れを続けて導いて下さるように、第四に将来への期待を皆さんで持てるように祈っていきたいと思う。

聖書 使徒の働き1章4節
彼らといっしょにいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。
牧師 伊野彰一



★ 受けるより与えるほうが幸いです。 2013年 6月21日(金)
トルコ旅行の出来事である。楽しみにしていたエペソを訪問した。前日、大雨で近くの町を洪水が襲ったようである。私たちは、雨もすっかりあがりさわやかな天候での訪問となった。「偉大なのは、エペソ人のアリテミスだ」と叫んだ神殿跡での出来事である。古代都市エペソやアルテミスの神殿跡を訪問した。歴史とは、皮肉なものである。当時の世界七不思議と言われたアルテミスの神殿も柱一本しか立っていない。他は土台部分しか残っていない。

神殿跡を見てバスに戻ろうとすると、日本語でエペソを紹介した本を持った売り子の青年に出会った。1000円でその本としおり数枚と何枚かの絵ハガキセットを熱心に売ってくる。今までそのような観光地で本を買ったことがなかったのに、唯一聖書の舞台となったエペソで本を買う決断をした。1000円札を払い、本のセットを買い、バスに乗ってその本を読み始めた。きれいな写真をめくっていくと、だんだんページがめくれない。水で後半部分数ページがくっついてしまっている。丁寧にそれぞれのページをはがしながら、水にぬれた写真と説明文を読み進めていった。私の心はとても複雑な気持ちになった。売れなくなった本を他の参加者は500円で買った者もいたし、私は1000円を支払い、形がゆがんだ本を手にしたこととなる。だまされた気持ちがいっぱいになった。

さて、その日、海の近くのホテルに泊まった。とても広くてきれいなホテルであった。家内はさりげなくダイヤの入ったペンダントを部屋の机に置き去りにした。もう旅も終盤に達し、安心してしまったのだろう。朝の食事に二人で向かい、部屋に戻った時にはそのペンダントがない。閉めていったはずのドアも戻ってみるとかすかに開いていた。鍵をかけ忘れて誰かが部屋に入ってペンダントを盗んだようにも思える。日本人なのか、従業員なのか、誰が取ったかわからないようにしている。

あのエペソの本を見るたびに私はこう思うこととした。一日中大雨の中で本を売ろうと努力したあの青年を私は応援することができた。小さなダイヤのネックレスもそれなりのお金で売れて貧しい家庭が助けられたに違いない。取り返しのつかないこれらの出来事を私のこれからの宝にしていこうと。

聖書使徒20:35
「このように労苦して弱い者を助けなければならないこと、また、主イエスご自身が、受けるよりも与えるほうが幸いであると言われたみことばを思い出すべきことを、私は、万事につけ、あなたがたに示してきたのです。」
牧師 伊野彰一



★ 節約と贅沢 2013年 3月22日(金)
結婚記念30周年を思いがけずにトルコで祝うことになった。
10日間、五つ星ホテル、全食事付き、添乗員同行、一人約12万円との驚く価格に魅かれて夫婦で参加することとした。

聖書に出てくるカッパドキアでは、地下都市を訪問した。ローマ時代の迫害、また13世紀の回教徒からの迫害を逃れて、約8000人以上が住める広さを持つ住宅空間が広がっている。中央のチャペルには20名ほどが入るスペースと祭壇があり、キッチンや食糧庫、寝室、ワイナリーなどが狭い通路でつながっている。家族で逃れて、ここに何か月、何年と隠れ住んだクリスチャンの信仰を想像してみた。祈りと交わり、助け合いなど、様々な信仰の戦いをしたのではと思う。迫害のない日本のクリスチャン、平和ボケにならないように必見の価値がある。

さて、このカッパドキアでトルコの絨毯屋を訪問した。絨毯の良し悪しや、製造方法などを流暢な日本語で説明を受けた。婦人たちに絨毯作りを教え、国が間に入って第三セクターの会社を作り、地元に文化や産業を残そうとしている。解放された市場では、安い価格で絨毯を買い叩き、高く売る商売で商人だけが儲けて、地元の産業がなくなりそうになっていたようだ。東京や海外の大都市にも事務所を作り、製品のフォロー体制を確保し、婦人たちが必要最低限の給与が入るように国がバックになって支援しているとのこと。日本でも学ぶところが多いのではと思う。日本語の流暢なセールスマンの営業で、玄関マットサイズの絨毯を二つ買うこととなった。予期せぬ出費であったが、私の円が地元の産業を支えることができたことを感謝してこの高価な玄関マットを愛用したいと思う。節約生活の中にも、多少の贅沢な思いを持ち続けていきたいものである。

聖書ピリピ1:9
「私は祈っています。あなた方の愛が真の知識とあらゆる識別力によって、いよいよ豊かになり、あなたがたが真にすぐれたものを見分けることができるようになりますように。」
牧師 伊野彰一



★ 祝福から学ぶ 2013年 1月18日(金)
昨年10月5日と6日、台北の台湾大学総合体育館で台湾カベナント教会創立60周年記念集会が開催された。日本からは私を含めて4名の牧師が出席した。この他、タイ・インド ネシア・フィリピン・南アフリカ・インド・中国・北米など海外から30名余りが招かれた。現在教会数45、会員数はおよそ15,000人、国内教職スタッフ約120名。ここ数年、教会の成長は著しく、毎年1,500人余りの受洗者が与えられている。
テーマ「21世紀的未来興展望」のもと、張茂松師(新店教会牧師)、ゲイリー・ウォルター師(北米)、周功和師(台湾の神学校校長)によるメッセージがあった。合間に分科会や青年達 のパワフルなワーシップや踊りが披露された。
日本も同じ60周年記念集会を2年前に持ったが、約24教会、教会員約600名ではかなりの開きがある。同じアジアに位置し同じ背景をもった分化なのにこの違いは何かと考えさせられる。私は個人的に、特に以下の点で日本の教会は台湾から謙虚に学んでいきたいと思わされる。
1) 聖霊の働きを歓迎する。台湾は韓国やシンガポールの成長している教会から良く学んでおり、宣教における聖霊の働きを大切にしている。
2) 教会、教団の協力で開拓伝道が進んでいる。特に新店教会を中心とした開拓が台北を中心としてなされ、教会と、教団が経済的な支援を行っている。短期間の内に成長したモデルとなる教会がいくつかあり、開拓の必要性が広く理解されている。
3) 健全なリーダーシップが教団の運営に生かされている。実力のある牧師が、日本でいう正教師会の役員に選ばれており、危機対応に優れている。また、若いリーダーを多く育てている。
4) 2千名代から十名前後までの教会が同じ教団に存在するが、地域性や教会の特色を尊重した教会形成がなされ、教職のリトリートや地区レベルでの祈りや励ましがある。
5) 社会の必要によく答えている。子供の教育、貧しい方へのサポート、刑務所から出られた方への社会復帰の場所の提供など、よく社会の必要に答えている。

さて、謙遜に海外からも学び、いつか日本も大きな祝福を受けた国になることを一緒に夢見て行けたらと切に願う。
聖書伝道者7:14
「順境の日には喜び、逆境の日には反省せよ」
牧師 伊野彰一



★ ホーリー・モーメンタム 2011年 6月16日(木)
 MOMENTUM(モーメンタム)という言葉をご存じだろうか?私は昨年ヒルソングのカンファランスに出て頻繁に耳にしたのだが、勢いと訳すことのできる言葉である。実に世界の教会は神様の勢いがあふれている。それもホーリー・モーメンタムで。

 私は東日本大震災で3日間の停電と断水を体験した。不安に覆われた被災地では情報の入らない状況下での生活を余議なくされた。しかし、3月11日の当日に震災の様子が既に世界に発信され、世界の教会に日本のための祈りが起こり、1週間後には台湾の教会から現地訪問の要請と支援の約束が届いた。そのような温かい声援に押し出されるように、IBF教会では台湾から派遣されたポー宣教師を中心に、ユースや有志達でユナイテッドプロジェクト(UP)を立ち上げ、3月の下旬から支援活動がスタートした。IBFの若者たちの素早い動きには驚かされる。日本聖契キリスト教団創立60周年を記念する大会が開かれた5月には、アメリカの教団の代表も参加され、支援を通して神様の愛を伝えたいとの願いや尊い献金がアメリカや台湾、日本の諸教会から届きはじめた。聖契教団内の共生委員会が中心となり、UP支援に動いてくださった。神の時にかなった働きを見たような気がする。その結果、教団からボランティアが定期的に送られるようになったばかりか、UPから一人の青年を被災地での活動のために派遣するに至っている。まさにホーリー・モーメンタムが起こっている。

 私は一連の出来事の中に神様の勢いを感じざるを得ない。震災を通して日本の教会を変え、祝福しようと願う神様の思いが背後にあるように感じている。被災地で物資を配り、キリストの愛を伝えている教会の礼拝には人が押し寄せて来ているとの嬉しい報告も耳にする。神様が日本に起こしてくださったモーメンタムを覚えて、この数年地方教会の一つ一つが心を合わせて被災地のために、また放射能で汚染された福島の回復のために祈り続けたいと願う。今こそ、批判の心を捨てて、祈りや支援を通して神の勢いを日本の諸教会が体験して行く時であると信じたい。

聖書ピリピ2:13
「神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです。」
牧師 伊野



★ 感動の創造 2011年 3月11日(金)
3月8日に東京国際フォーラムで、ヨセフのミュージカルを家内と一緒に見た。ヨセフとは、創世記に出てくるエジプトでリーダーとなった一人である。内容は、ミュージカルらしく、歌ありダンスありのどちらかというと軽いノリではあるが、実に楽しくあきさせない。かつ、聖書を知っているものにとっては、心に響くシーンが入ったもので非常によく出来上がっていた。主人公ヨセフ役のアンソニー・フェデラーは、肉体的なハンデを乗り越えて、今の役を手に入れた努力家である。ナレーター役のジェニファー・パズは、カトリック教会の信者であるらしく、ヨセフをかつて奴隷として売り飛ばした兄たちが、エジプトにくだって、ヨセフの前にひざまづくシーン(真実の時間と表現している)が大好きであると紹介文に載せている。フィリピン系の声のきれいな女性である。

夢を見る、そしてその夢に向かって努力すれば、必ずその夢を自分のものにすることができる。そんな希望や願いをこのミュージカルは与えてくれる。会場に集まった千人からの聴衆をひきつけるのだから、演出家のみならず、役者ひとりひとりに、また、主催者のホリプロに感謝したい。

IBFでも昨年、12月25日に市の施設を借りて、教会設立25周年をお祝いした。3部構成で、1部は25周年の感謝会、2部は子どものためのクリスマス、3部は山口博子さんを迎えたコンサートと実に楽しく感謝に溢れた一日を過ごした。司会者も教会の方々が担当し、会場の飾り付けや、食事でもてなしをしてくださった方々に加えて、ゴスペルフラやミュージックベル、ユースバンド、トランペット演奏も加わり、多くの方々が実に楽しく奉仕してくださった。大きな感動を一緒に神様にささげることが出来た。

ヨセフのミュージカルもIBFの25周年も企画する方の能力に驚かされる。企画力一つで演出も引き出され、ストーリーのすばらしさも引き出される。聖書の内容の豊かさを引き出す企画や、神様のすばらしさが輝く集会を是非持っていきたいものである。クリスチャンたち、感動を味わおう。感動を生み出そう。神様が私たちに与えてくださっている能力を最大限に生かして用いて、教会を魅力溢れるところにしていこう。教会とは、キリストが住まわれて、すべての必要を満たしてくださっている場所なのだから。

聖書 エペソ1:23 「教会はキリストのからだであり、いっさいのものをいっさいのものによって満たす方の満ちておられるところです。」
 牧師 伊野



★ ヒルソング・カンファレンス 2010年 7月23日(金)
2010年7月某日、金曜日朝9時、シドニーのエイカースタジアムに座っている。その週の月曜の朝にシドニーについて、その夜から、ヒルソングのカンファレンスに参加している。スピーカーはアンディ・スタンレー、エド・ヤング、ジュダ・スミス、T.D.ジェイクスと全米でも話題にのぼる神の器である。毎日ヒルソングのワーシップと素晴らしいメッセージを満喫している。ブライアン先生に大きなビジョンと必要なスタッフを神が与えてくださって、世界に多大な影響を与える教会に育っている。伝道的であり、かつ世界の貧困に目を向けている。そんな教会の一面を見ることができるカンファレンスである。
毎日二万人以上の参加者を四千人のスタッフが支えている。通訳ブースだけでも9カ国のサポートが与えられている。映像も素晴らしいし、音響もプログラムもよくプランニングされている。みなさんもヒルソングのワーシップの様子をYouTubeで見て欲しい。感動が味わえるものと確信している。
主任牧師のための分科会にも参加したが、千人以上の牧師が集い、実に有意義なチャレンジが与えられた。ところで、日本の教会もこれから大きな可能性が与えられていると私は信じる。たくさんの日本のユースにもであった。私の娘がヒルソングカレッジに留学している理由で、初めてシドニーを訪問したが、優秀でビジョンに溢れた日本人が実に多くおられる。分科会の一つで日本でのジーザスライフハウスの牧師のクラスにも出席した。多くの宣教師は日本は実に伝道が難しいとかつて語ってきた。何をしても駄目、日本人の心は決して変わらないと信じている牧師もいたようである。実に失望、落胆してしまった方もおられる。しかし、このジーザスライフハウスには、千人以上の人達が集まっていると聞く。日本人の若者をターゲットして、友人作り、証、弟子訓練と成長のプログラムが実にはっきりしている。新しい風が日本にも吹き始めている。感動的な証であった。教職者ではなく、信徒が中心となって伝道している。チームでの働きが2倍、4倍、8倍の祝福を生み出している。
IBFもそんな教会として成長したいものである。
天国の祝福を日本の教会に分ち合って行きたいと願う。

「ハレルヤ。
 まことに、われらの神にほめ歌を歌うのは良い。
 まことに楽しく、賛美は麗しい。」聖書 詩篇147:1 
  牧師 伊野



★ 仏式のお葬式 2009年12月 4日(金)
久しぶりに仏式の葬儀に出席した。ご近所で私の親戚に当たる94歳のおじいさんが亡くなった。2週間前に病院にお見舞いに行った時には、頭もはっきりしていて、退院されることを楽しみにしておられた。が、肺炎を起こしてあっという間に亡くなってしまった。お元気な時にもっとお話が出来たらと悔やまれる。お葬式は仏式で行われた。今回は組内で親戚の間柄なので裏方の奉仕だけでなく、告別式にも参加した。

裏方ではよくお坊さんに対する陰口を耳にする。お通夜と告別式、トータル数時間のお勤めで約数十万円のお布施を手に入れる。その金額に対する不満や驚きが多い。確かに高額である。非課税でもあるらしい。「懐が潤ってしょうがないよね。私生活が堕落するのも当然だよね。」などと心配や無理解、更に嫉妬とも思える会話が起こってくる。実に残念なことである。

久しぶりに告別式に参加して、耳を澄ましてお坊さんの祈りを理解しようと試みた。良くて一割くらいの祈りのことばが理解できただろうか?病気や苦しみ、死は誰にでも起こってくる世の慣わしである。だからこそ、この死を受け止めて、成仏して欲しい。きっとそのような内容を含んだ祈りであったと思う。確かに生と死は誰でも体験する。が、誰もが出来るだけ死について考えないように生きようと努めている。一体どれだけの人が実家の宗教の教えを理解しているのだろうか?江戸時代に徳川の政策でどの家の者も仏教の信徒とされ、檀家制度が強制的に導入されてしまった。各自どれだけその宗教を納得して信じているのか疑わしい限りである。

今は誰でも宗教の自由が与えられている。檀家制度に留まる事もその教義を学ぶことも出来る。学んで納得して宗教を選ぶことも出来る。「人は信じたいように生き、死んでいくものである。」とある精神科医が語っておられた。人は所詮サルと同じであると思うものは、サルのように本能のまま生きる。しかし、クリスチャンは人は神の形に似せて造られたと信じている。キリストの十字架によって罪赦され、新たにされて人生を生きることも出来る。自らを愛するように他者を愛する、そして神に栄光をお返しする人生を選んでいくことも出来る。何を信じ、どう生きたかを伝えるために人生の終わりにどんな葬儀をして欲しいか、自分で決断して遺言として残すことも出来る。21世紀に生きる皆さん、そろそろ伝統を守る生き方ではなく、自分の信仰を発信できる人生を目指そうではないか。そんな思いを持たされた貴重な体験をさせていただいた。

聖書 創世記6:3「そこで、主は、『私の霊は、永久には人のうちにとどまらないであろう。それは人は肉にすぎないからだ。それで人の齢は、百二十年にしよう。』と仰せられた。」
 牧師 伊野



★ 教会のビジョン 2009年 9月18日(金)
1.感動的なワーシップ (Life-Impacting Worship)
2.街に仕える使命 (Community Forcus)
3.聖書による成長する人生 (Discipleship)
4.家族へのサポート (Family Oriented)

IBFでは、リーダーたちが集まって教会のビジョンについて話し合う機会を持った。特別に今までしてきたことを、吟味し再確認し、その背後にあるビジョンを掘り下げることからスタートした。教会をスタートした25年前から賛美を通してイエス様のご臨在や、イエス様の人格に触れたいとの思いをいだいてきた。そのことで、「感動的なワーシップ」との第一のビジョンを文書化することができた。「感動的な」ということば選びもリーダーたちの知恵の表れである。私はワーシップの中でイエス様に取り扱っていただいている。良くない思い、赦せない心、不平不満、たとえば、人間関係の問題など、イエスさまの大きな愛に触れて開放され、心が自由にされていく。ワーシップを通して毎回神様に触れられ、変えられていく自分自身に気づかされている。

次に地域に根付いた働きを進めていくことが確認された。初めから英語や音楽を通して地域の人達とのふれあいを大切にしてきた。今では小学校での宣教師による英会話の授業や教会での英会話、リトミック、幼児プログラム、ゴスペルフラ、トールペイントなどいろいろ豊かな賜物を持つ人達によって働きが拡大している。

そのようにビジョンをことばに表すことによって、教会の方針が明白にされていく。リーダーたちが土曜日の午後、時間を共にして相談できたことは、本当に貴重な体験になった。IBFはまだまだ成長の途中である。何度も進むべき方向を修正することを余儀なくされることと思う。人間の考えを中心とするのではなく、イエス様の思い、命令に答えていきたいと願っていれば当然の事であろう。良いことは良い伝統として、また悪いところはみんなで修正していきたいと願っている。牧師もリーダーも信者の方々も教えられる心を持っていきたいものである。

ところで、みなさんの教会は聖書に聞き、イエス様に喜ばれる信者の群れとなっていますか?その問いを時にはしていこうではないか。失敗を恐れずに一歩一歩前進していきたいものである。

「幻がなければ、民はほしいままにふるまう。」箴言29:18a
インターナショナル・バイブル・フェローシップ牧師 伊野彰一



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